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東京タワーへ続く、オレンジの道。
関口真由美は急いでいた。親友のナオが待つ、あるパーティーへ向かうために・・・。

その席は、一回奥の大きな窓の隣にあった。
忘れかけた想い出の中で、真由美が見つけたものとは・・・？

ナオがくれた新しいシート。運命の人を見つけるためのシート。
そのシートを受け取った夜、真由美は運命の出会いを果たす。

星空の下で出会いは繰り返されてきた。
AVERAGEだけじゃ生まれない出会い。真由美とナオは大人への階段を昇る。

メリーゴーラウンドは想い出を乗せて回る。
1と0の間に生まれた小さな想い出達に、ROUNDDOWNでさよならを。

「俺、真由美の髪型好きなんだ」
今も心に鳴り響く雄介の言葉。DATEDIF関数は時を刻み続ける。

真由美、ナオ、麗奈。雄介、孝弘、菊池。
男女6人が織りなすドラマは新たな季節を迎えようとしていた。