どんな物ごとにも「基礎」というものがあり、初心者はだいたいそこから学び始めます。
もちろん、プログラミング学習も同じです。 でも、実はこの「基礎」とか「基本」という言葉が曲者なのです
何が言いたいか?
ひと言に「基礎」と言っても、その難易度は内容やジャンルで様々なわけですが、多くの人は言葉の響きだけで、勝手に「誰でもできる(わかる)簡単なこと」と思ってしまいがちです。 例えば、パソコン操作の基礎とプログラミングの基礎、どちらも「基礎」だけど、難易度は同じではないはずです。
パソコンの基礎を学ぶ人は、パソコンそのものを触った機会が乏しかったり、なかったりするようなレベルであり、ここが肝心なのですが教える側(カリキュラムを設計する側)も、そういう認識で取り組んでいるので、本当に初心者の方にとって取っ付き易いレベル設定に仕上がることが多くなります。
これに対して、プログラミングの基礎はどうでしょう?十中八九、パソコンを全く触ったことがないという人を想定しては作られてはいません。では、どのくらいのレベルを想定しているのでしょう?それは、作り手によって結構開きがあるかもしれません。
また、作り手(教える人)が、プログラミングの専門家だったりする場合、基礎に含める内容のレベルが高すぎて、初心者にはとっつきにくくなってしまうこともよくあります。
その結果、初めてプログラミングを学ぶ人に向かって「とりあえず、簡単なプログラムから書いていきましょう」という設計になってしまうのです。
もちろん、その分野の専門家は詳しい人であることは確かなのですが、そのことイコール「教える専門家」ではないので、知らず識らずに、初心者には難しすぎる「基礎」を設定してしまう、つまり「基礎の落とし穴」を生み出してしまうのです。
このような事情を十分に考慮した結果、私たちの教室では最初の講座「大人プログラミング講座」の基礎編では、文字コードを記述するような内容ではなく、今後、長くプログラミングを学んでいくために欠かすことのできない「基本的な知識や考え方」の習得をメインに設定しています。
実際のプログラミングの感覚を体感する部分は、MIT(マサチューセッツ工科大)が世界に無償提供している子ども用の
プログラミング学習環境Scratch(スクラッチ)を使用して、文字コードを使う負担をかけずに、学んだ知識をプログラミングと結びつけていくカリキュラム設計になっています。
Scratchは、MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーテン・グループの協力により、
Scratch財団が進めているプロジェクトです。https://scratch.mit.eduから自由に入手できます。
初めて学ぶ内容を、初めて学ぶ言葉で勉強する、極端な言い方をすれば、これが一般的なプログラミングの基礎講座です。これは、なかなかハードな設計です。 学ぶ内容は初めてなのは仕方ないとして、せめて使う言葉を難しくしないことで学習者の負担を軽くしたい、これが、長年、超初心者のためのわかりやすいパソコン講座の提供に携わってきた企業としての、私たちならではの結論です。
ですから、プログラミング講座に興味はあったけど、今までは避けてきた、実は一度教室に通ったり、書籍やネットの講座で学ぼうとしたけど、プログラミング学習を挫折した経験があるというあなた、本当に諦めてしまう前に、私たちの講座を一度お試しになりませんか?
最初の躓きさえ克服できれば、あなたもプログラミングが扱える人材としてスキルアップし、キャリアが開けて行く可能性も高まります。
「大人プログラミング講座」の基礎編は、プログラマーやエンジニアなどプログラミングを生業とする職業やもう少し手軽なライトプログラマーを目指す人の入り口として最適な設計をしていることはすでにご説明したとおりですが、それだけではありません。
これからの時代、あらゆる業務において、システムやプログラムを用いて、自動化したり、合理化したりするということは、常に、当たり前に求められることです。ですから、あなた自身がプログラマーやエンジニアではなく、そういう人や企業に仕事を依頼したり、指示したりして業務を遂行していく必要に迫られるようになることは、十分に考えられます。
「大人プログラミング講座」の基礎編では、プログラミングの基礎的な考え方や原理原則とも呼ぶべき基本処理ルール「順次処理」「繰り返し処理」「条件分岐処理」や問題解決のための思考方法、さらにより高度なプログラミング設計を行うために欠かせない「変数」の基礎などを実践を混じえて、身につけていく学習をおこないます。そのため、修了後は、プログラマーやエンジニアに依頼するような仕事のディレクションや打ち合わせを担当していく準備としての受講もオススメです。
ハロー!パソコン教室は2000年に開校して以来、ずっと初心者の方に寄り添ったサービス作りをしています。 パソコンやスマホ、インターネットができないことで、社会から疎外感を感じているお年寄りの方をどこよりもわかりやすいレッスンでサポートしたり、就職や転職に際してWordやExcelなどのオフィスで求められるパソコンスキルを身につけ、その方(生徒様)の人生の転機に結びつけるような講座の開発、提供をおこなってきました。
今回の「プログラミング講座」も様々な理由で、挫折してしまったり、諦めてしまった方、プログラミングの知識は全くないけれど、勉強してみたい!という方の力になれればと思い、作ったものです。
長年培ってきた、初心者の方のつまづきポイントをしっかり考慮した丁寧なつくりの講座は、 一般書籍や、プログラミングスクールでは”当たり前”として省かれてしまっている点もしっかりカバーしています。
”いきなりコードを書く”というような講座ではなく、「プログラミングとはどういものか」という点を解説するところから始めています。プログラミングを行うために必要な「論理的思考力」を養うところからはじめるので、無理なくプログラミングが学べるような設計になっています。
※上記の価格は、オンラインの受講価格です。教室での受講料とは異なります。
本講座は、プログラミングの学習の基礎中の基礎を学習する設計にしています。難解な単語やコードから入るのではなく、そもそもプログラミングとはどういうものなのか?ということを丁寧にかみ砕いて、解説をおこなっています。知識がない方でも安心して始めていただけることに注力しています。
本講座では、”コードを書く”ことはいたしません。プログラミングに必要な「論理的思考力」のレッスンから始まり、プログラミングをおこないやすい考え方や、ルールが自然と身に付く設計になっているので無理なくプログラミングが学べ、同時に論理的思考力の基礎が身に付きます。
論理的思考力を養いながら、プログラミングの「概念」や「知識」を習得したあとは、ビジュアルプログラミングの「scratch」を使い内容を実践します。コードを使わず、視覚的にプログラミングをおこなえるので、プラグラミングをおこなうことに注力でき、プログラミングの基礎が身に付きます。
プログラミングに必要な「論理的思考力」のレッスンから始まり、
考え方や、ルールが自然と身に付く設計になっています。
第1回 | プログラミング学習の 第一歩を踏み出そう |
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第2回 | Scratchの使い方 |
第3回 | プログラミングは コンピュータへの命令 |
第4回 | 順次処理① 〜プログラムの基本ルール〜 |
第5回 | 順次処理② 〜Scratchで実践〜 |
第6回 | 問題解決 |
第7回 | 繰り返し処理 |
第8回 | 条件分岐処理 |
第9回 | 変数 |
第10回 | 色々なプログラムを 作成してみよう |
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