第五回 なんと業務効率格差21倍!!「IF関数」のネスト

第三回に続いて、Excel関数の大御所「IF関数」の登場です。

今回は「異なる条件ごとに応じた結果を素早く表示させる」という、これぞIF関数の典型的な使い方という部分に触れておきたいと思います。
例えば、下記のように、ある商品の単価を注文数に応じて割引して請求する場合にIF関数を使えば一瞬で正確にできることが、一つ一つ手入力すると膨大な時間を要します。

まさに、業務効率格差21倍!?まずは、検証結果の映像をご覧ください。



⇒注文数量に応じて、単価に以下のとおり割引を適応してください。

定価@50円
・399個以下の注文の場合…定価@50円
・400個以上注文した場合…  5%割引
・600個以上注文した場合… 10%割引
・800個以上注文した場合… 15%割引
・1000個以上注文した場合…20%割引


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第四回 数値に単位が混じっても計算できる!?Excelの表示形式を知っておこう!

普段、あまりにも何気なく使っているため、意外とちゃんとは使えないExcelの「表示形式」のお話です。

入力した数値を「通貨スタイルで表示」したり、「パーセントで表示」する程度のことであれば、日常的に使っているので問題ないのですが、ちょっと変わった形式で表示する際に表示形式の「ユーザー定義」を使いこなせるかどうかが、作業効率や作業のできる・できないに影響します。
例えば、以下の例のようなケースに迷わず対処できますか?
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Excel小ネタ2 驚きの10秒動画!瞬時にエクセルシートの配色を変更する技!

今回も小ネタですが、ひょっとしたら作業時間の大幅な短縮につながるかもしれません。

その秘訣は、このページの下部に動画を載せていますので、是非ご覧ください。
(※本当に、と~っても短い動画ですので、注意してみて下さいね)

Excelで作成した表やグラフの配色が今一つ気に入らない、企業やブランドのイメージに合わない等の理由で配色を変更したいというような場合、1つずつ要素を選んで変更していては結構手間もかかります。
そんな時はこの方法を使いましょう。まさに、一瞬でパッと配色を変更することができます。
※この機能はExcel2007以降でのみ利用可能です。

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第三回 「IF関数」の空白処理を知らないとExcelの便利さ半減!?

無駄を省けるはずのExcelの便利な機能も、その活かし方を知らなければ、逆に手間とリスクが増えてしまうという怖いお話です。
請求書や納品書を作成するとき、あらかじめ金額の欄に「=単価×数量」という数式を入力しておくのが一般的です。

しかし、その式だけを入力していると、単価や数量を入力していない列に「エラー値」が表示されてしまいます。
こうなると、いちいちエラー値を消す作業をしなければならないので、無駄な作業が増えてしまいます。
Excel関数の大御所「IF関数」を使った空白処理を行なっておけば、こんな問題は簡単に回避できます。
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Excel小ネタ1業務の加速装置!「クイックアクセスツールバー」をカスタマイズ

今回はそれほど強力ではないけれど、地味に業務効率に差が出るネタを1つご紹介します。

画面左上にある「クイックアクセスツールバー」は自由にカスタマイズできます。
つまり、自分が業務でよく使う操作のボタンを表示させるようにしておけば、わざわざメニューボタンを探す手間を省いて素早く目的の操作ができるようになり業務の効率も良くなるということです。
1回1回は大したことはありませんが、塵も積もればなんとやら・・・参考にしていただければ幸いです。
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第二回 驚きの作業時間短縮効果! Excelの作業グループ!

同じシートの設計で、同じ項目が存在している、似たような複数のシートに入力したり、デザインなどの体裁を整える場合、1つずつシートを開いて作業するのは大変非効率です。

こういう時は「作業グループ」という機能を活用して、同じ操作は1枚のシートで1度にまとめて行い、他のシートにもその結果が反映されるようにすれば、作業時間は2シートなら1/2、3シートなら1/3という具合に圧縮することができます。

(1)「作業グループ」機能

例えば、下の例のように同じ内容について入力するためのシートを作成する際には「作業グループ」を使って、一度に全シートに装飾をしたり、共通で使用できる式を入力すると効率よく作業ができます。
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第一回 衝撃の検証結果!Excelの「入力規則」で作業効率の格差3倍!?

入力規則同じ作業をするのに、ある人は1分でできるが、ある人は3分かかる。
しかも、前者は入力ミスが発生しない、後者は入力ミスが発生する可能性が高い。

経営者、マネージャーとしてどちらを選ぶかは考えるまでもありません。

Excelを使ってデータの入力作業を行う際には「素早さ」はもちろん「正確さ」も必要です。この素早く、正確に作業を行う際に役立つのが、今回ご紹介する「入力規則」の活用です。

作業の処理能力に約3倍の差が出るということは、同じ作業に対するコストが約3倍かかっているかもしれないということです。

まずは、衝撃の検証映像をご覧ください。


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